ボンジュール?
どう思う?
ちょっと前にボンジュールおばさんがほんの少しカンガルーっぽかったからって、今月の一冊に『カンガルー日和』を選ぶなんてサ。
お腹に袋はないし、ピョンピョンと跳びはねることもしない、正真正銘のトイプーだというのに。
なんかね、懐かしかったんだって、書店で。
ママさん、昔、狂ったように村上春樹サンの本を読んでたみたいで。
ハルキストと呼ばれてる人ならわかってくれると思うけど、それぞれの作品の何が一番魅力か?って言ったら・・・それはやっぱり、独特の文体(言い回し)なんじゃないかな。
どの作品も、どの主人公もだいたいが物静かで落ち着いていて、多少の気怠さみたいなものがあって、派手さがない。
そして、どこか飄々としている。
前回のブログで取り上げたけど、いわゆる「繊細さん」にとって、村上春樹さんの作品は格好の心のビタミン剤になるのではないかしら。
でも逆に言えば、イケイケで、激しさを好む人には物足りないかもしれないな。
なんてね。
肝心の『カンガルー日和』について何にも書いてなかった・・・
この『カンガルー日和』はとっても読みやすいショートストーリーで18編あってね、初心者向け・・・って言ったらすごく失礼だけど、初めて読むには良いんじゃないかな。
ただいま、ハルキスト募集中です。
では、またね。
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